名大逆転合格体験記(最終章 二次試験編)
こんにちは、ノリです。
今回のテーマは
名大逆転合格体験記
(最終章 二次試験編)
をお伝えします。
前回の簡単なあらすじ
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
センター試験は名大D判定。
志望校変更を考えるも、
I先生に励まされ、気持ちが一新。
すべり止めで受験した同志社大学は不合格。
そんな背水の陣の状況の中、名大の二次試験を迎える。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
ついに迎えた
名古屋大学の二次試験。
試験時間に関して
一日目は、
英語 1h45min
化学と物理 2h30min
二日目は、
数学 2h30min
点数の想定としては、
以下のように考えていました。
英語・・・苦手教科。平均点取れればOK
化学・・・少し苦手教科。平均点。
物理・・・得意教科。平均点より大幅にとる。
数学・・・得意教科。平均点より大幅にとる。
試験一日目を迎えました。
英語の試験。
英語は想定通り、全然解くことができない。。。
平均点以下は確実 でした。
次に、
化学と物理の試験
化学と物理合わせて 2時間半。
前半、得意の物理を終わらせて、
後半、化学を確実に取りに行こうと考えました。
午後の試験がスタート。
まずは物理から解き始める。
解き始めた物理の大問1。
得意の力学の分野。
しかし、
初歩的な公式の暗記ミスにより、
序盤から解答ミス。
それ以降の問題を
すべて間違えることに。
次の大問2は、なんとか答えられた。
しかし、
大問3は、苦手の光の分野で
ほぼ答えられない。
そのまま、残りの化学へ。
物理での大きなミスは、
後半の化学にも影響しました。
大きなミスが焦りを生む →ミスを誘発
→ 時間が無くなる → さらに焦る → ...
まさしく負のスパイラル。
一日目の試験が終わりました。。。
絶望。
答えが配られはしないので
感覚値ではあるのですが、
化学、英語 に加えて
得意の物理も
平均点以下でした。
試験がおわってから、
ホテルに帰るとすぐにベットに横になり、
おもわず天井を見上げました。
気が付くと、現実逃避のため、
後期の試験どうしようか考えていました。
気を紛わすために、
とりあえず、今まで先生とやってきた
添削ノートを見返して、心を落ち着かせる。
疲れていたため、
その日は早めに就寝しました。
そうして迎えた
試験2日目。
極限まで追い込まれた状態。
試験前にペンが震える。
けど、なぜか冷静な
もうやるしかないと
開き直っている自分もいました。
一度、深呼吸して、
数学の試験を解き始めました。
目の前の問題を解くことに集中。
まず1問目の問題文を読む。
なんとこの問題が、
先生と取り組んだ
難関大の頻出問題
だったのです。
心の中でガッツポーズ。
最初から、解法のルートが思い浮かぶ。
そこから躓くことなく最後まで
一気に解ききる。
そのままの勢いで大問2へ。
次の問題は
参考書で数日前に
解いた問題の類題 でした。
どんどん解法が思い浮かぶ。
アドレナリンが止まらない。
最大スピードにもかかわらず、
ミスする気配もない。
まさしく、マリオの
スーパースター状態でした。
気が付けば、
全体の試験の半分の問題を
30分で満点解答してました。
残り半分の問題に対して
2時間も時間を残せたのです。
しかし、さすが難関大。
そこまで甘くはない。
後半2問は、どちらも
解き方が分からない問題でした。
30分考えても、2問とも
初めの1歩 が出てこない。
そのとき、先生に言われてきた言葉を
思い浮かべました。
”どんな泥臭くてもいい。
とりあえずやりきれ。”
その言葉を思い出し、
地道な方法でトライしました。
やり始めて、30分後、、、
片方の問題の
1歩目の解法が
浮かんだ のです。
その時点で、残り時間は1時間。
ここで賭けに出ました。
もしあと1つ完答して、
合計3つ完答出来たら、
今までのすべてのミスをカバーして
逆転できると考えたのです。
まったく解けない問題を捨てて、
残りのすべての時間を
片方の1問 に費やしました。
ありとあらゆる角度から考えました。
そして
残り時間5分というところで、
最後の問題の解法を見つけ出し、
なんとか答えをだしきりました。
正直、解答が正しいかどうかは5分5分。
あとは神様を祈るのみ。
そうして迎えた
運命の合格発表。
福井県の実家のPCでサイトにアクセス。
入試結果を待ちます。
一斉にクリックするため、
回線が重くなり、全く開きません。
お母さんとおばあちゃんが見守る中、
サイトが開くのを待つ。
1分が1時間のように長く感じる。
数分後、ついにサイトが開かれました。
65675..........
番号あったあああああああああああああ!!!!
なりふり構わず、叫びました。
お母さんは笑顔、
おばあちゃんは涙を流していました。
次の日、朝一ですぐに
I先生に報告。
”先生のおかげで合格できました。
バカでひねくれてた僕を
正しい方向に導いてくださり
本当にありがとうございました”
と感謝を伝えました。
最後に先生に言われた言葉
"正しいと思う方向に進み続けて、
その道が正しい道になっただけ。
やったかどうか、
やり続けたかどうかだけだ。
指導したおれじゃなくて
歩みをやめなかった、
お前がすごいんだよ。"
完
私の体験記いかがだったでしょうか?
誰一人として同じ人間はいないし、
同じ人生を歩んでいる人もいません。
だからこそ、
人の体験 には
価値 があります。
まだまだブログを
書き始めたばかりで、
拙い文章です。
けど、私は
本気で書きました。
この経験で感じた思いが伝わって、
あなたの人生の糧に
なったら幸いです。
次回の投稿では、
この経験から学べた
マインドセットの大切さ
をお伝えします。
ここまでご覧いただきありがとうございました!