数学ブログ by アツのり

人生を "デザイン" しよう

ジャイアントキリング名大

 

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 みなさん、

数学だけ を集中して勉強して、

難関国公立に合格することが

可能なのをご存知でしょうか?

 

 

 

 もし、その数学が安定的に

結果を残せる状態にできたら、

他の教科でできていなくても、

不安になることがありません。

 

 

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生きていく上で害悪でしかない迷いや不安がなくなり、

勉強や他の活動に集中して向き合えます。

 

 

 

 

 

高校2年生のあなたは、

部活で忙しくて、時間が足らないでしょう。

 

 

部活を本気でやってたから分かりますが、

夜は練習で疲れて、なかなか両立は難しい

 

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それでも、一つの教科だけ 取り組むなら

頑張って時間を作れそうではないですか?

 

 

 

今のうちから 数学だけ でも

受験勉強スタートすることで

数学の基礎が身に付き、得意教科にできます。

 

 

余裕があるため

受験勉強にたくさん時間を費やす必要もなくなります。

 

 

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部活の 最後の夏の大会 に向けて

練習に集中でき、

最高の結果 が出せます。

 

 

 

そして 志望校 にも受かります。

 

 

 

 

 どっちも叶えましょう

 

 

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こんにちは、ノリです。

 

 

 

 

先ほど、ちょっと怪しい文を書いてしまいましたが、

数学を武器にすれば、うかる国公立はあります(笑)

 

 

 

もうお気づきだと思いますが、

その難関国公立というのは

名古屋大学 のことです。

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私が受験生のときから、

名大は二次数学さえできれば、

うかるといわれていました。

 

 

 

確かに総合計点 1900点 中、

二次数学の配点は 500点

 

 

 

当時は、確かに配点高そうで

数学重要そうだなって思ってました。

 

 

 

 

 

しかし、今回ブログで紹介するうえで、

名大の数学は本当に最重要科目なのか

と疑問に思ったので、

いろんな角度から徹底分析していきます。

 

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なにかを分析する上では、比較対象が欠かせません。

 

 

そこで今回は比較対象を

旧帝国大学の工学部 にしました。

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旧帝国大学とは、

東京大学京都大学大阪大学名古屋大学

東北大学北海道大学九州大学

の日本を代表する難関国公立7校のことです。

 

 

 

 

 

 

まず、そもそも旧帝国大学は、数学に限らず

二次試験の配点が高い です。

 

 【国公立大学の二次配点率順位】(2016年冬季入試)
( )内は二次配点率=二次配点÷(センター配点+二次配点)

1位:東京工業大学(97.9%)
2位:会津大学(81.8%)
3位:東京大学(80.0%)
4位:一橋大学(77.4%)
5位:京都大学(74.1%)
6位:愛知県立芸術大学(72.4%)
7位:名古屋工業大学(72.0%)
8位:筑波技術大学(68.9%)
9位:沖縄県立芸術大学(67.2%)
10位:金沢美術工芸大学(65.7%)
11位:大阪大学(64.5%)
12位:東北大学(63.9%)
13位:京都市立芸術大学(63.6%)
14位:名古屋大学(62.7%)
15位:九州大学(58.3%)
16位:電気通信大学(56.7%)
17位:北海道大学(56.6%)

 

 

17位までに7大学すべてが

ランクインしています。

 

 

 

 

 

やはり難関国公立と言われているだけであって、

思考力が試される二次試験の配点が高いようですね。

 

 

 

 

今回はその二次の配点が言われている

旧帝国大学の中で、

数学だけに着目してみました。

北海道大学は数学の配点が高い、

 数学重点選抜群の入試形態を比較に用いてます。

 

 

 

 

分析する軸ですが、

・点数

・問題数

・時間

この3つの観点から比較してみました。

 

 

 

 

 

 

まずは、全体に占める数学の割合のランキングです。

 

 

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 数学配点率ランキング

【数学配点率=センター+二次数学の合計 / 総合計点】

 

1位 北海道大学 (35%)

2位 東北大学  (32%)

3位 名古屋大学 (31.5%)

4位 九州大学  (30.4%)

5位 大阪大学  (30%)

6位 東大大学  (26%)

7位 京都大学  (25%)

 

 

 

 

いきなり3位という結果でした。

 

 

 

北海道大学(数学選抜)

さすが数学選抜群ということだけあって、

ダントツで配点率が高いです。

 

 

意外にも、東北大学

名古屋大学と同じくらい配点が高いようです。

 

 

 

 

数学配点率が30%以上の大学は

数学がカギを握る

といっても過言ではありません。

 

 

 

 

しかし、このランキングは

センター数学と二次数学の合計した配点率になるので、

今回の論点の二次数学とは少しずれています。

 

 

 

 

 

 

 

次に、二次数学の配点率ランキングを見てみましょう。

 

 

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二次数学配点率ランキング

【二次数学配点率=二次数学の点数 / 全教科の合計点】

 

1位 名古屋大学 (26%)

1位 北海道大学 (26%)

3位 京都大学  (25%)

3位 大阪大学  (25%)

5位 東北大学  (24%)

6位 東京大学  (21.8%)

7位 九州大学  (21.7%)

 

 

これは北海道大学と並んで同率1位です。

 

 

この結果から見ると、名古屋大学は、

二次数学でしっかり点を取れば

合格に大きく近づくことを示しています。

 

 

 

 

 

ここで北海道大学との違いを説明しておくと、

 

北海道大学は、

センター試験配点率が43%

センター数学配点率も8%と高いため、

センター試験での

失敗が許されません。

 

 

 

一方で名古屋大学

センター試験配点率が37%

センター数学配点率が5.3%であるため、

もしセンター試験で、

失敗しても影響が出にくいのです。

 

 

 

 

二次試験の数学だけで逆転できるのは、名大だけです。

 

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まさしく、

逆転数学の名大

という名がふさわしいでしょう。

 

 

 

 

 

ここからは二次試験の数学の1問1問が

いかに重要かのランキングです。

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数学問題配点率ランキング

 【数学問題配点率=二次数学配点率 / 問題数】

 

1位 名古屋大学 (6.6%)

2位 北海道大学 (5.3%)

3位 大阪大学  (5%)

4位 九州大学  (4.3%)

5位 京都大学  (4.2%)

6位 東北大学  (4%)

7位 東京大学  (3.6%)

 

二次数学の問題数が他の大学が5~6問の中、

名古屋大学一番少ない4問!!

 

 

 

しかも、二次数学の配点が高いため、

1問当たりの配点は群を抜いてます。

 

 

 

 

この結果からわかるのは

 

二次数学の1問が非常に重いのです。

 

問題も 難易度が高い です.

 

 

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二次数学の問題1問1問を、

落とさないようにするため、

苦手分野をなくして穴がない状態

にできるかが合格のカギなのです。

 

 

 

 

 

 

 

 最後に時間という観点で分析してみました。

 

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二次数学1問当たりの時間ランキング

【1問に懸けられる時間=試験時間 / 問題数】

 

1位 名古屋大学 (37.5分)

2位 九州大学  (30分)

2位 大阪大学  (30分)

4位 東京大学  (25分)

4位 京都大学  (25分)

4位 東北大学  (25分)

7位 北海道大学 (24分)

 

問題数が少なくて、試験時間が長いため、

1問当たりに使える時間は

ダントツの37.5分。 

 

逆に北海道大学は最下位でした。

 

 

この結果から読み取れることは、

名大の二次試験は、

じっくり解く

ことができるということです。

 

 

 

 

 

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●まとめ

 

記述力があり、

じっくり考えて答えをだす人

➡ 名古屋大学

 

 

標準的な問題を短時間で解ける人

➡ 北海道大学

 

 

 

センター試験で失敗しても、

    他の教科で失敗しても、

     二次数学で大逆転を狙えるのが

     名古屋大学!!!

 

 

 

 

 

この分析結果は経験からも納得がいきます。

 

私がまさしく熟考して答えるのが

得意なタイプの人間でした。

 

正確には、得意だったというよりか

I先生との特訓で得意になったの方が正しいです。

 

 

 

だから、私はセンター試験でD判定

二次試験の英語、物理、化学も平均以下という

絶望的な状況でしたが、

二次数学で大逆転 を起こせたのです。

 

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学校教育では、

まんべんなくできることが正義とされています。

だから苦手をなくしなさいと言われます。

 

 

 しかし、

得意教科を伸ばすことはいけないのでしょうか?

 

 

答えはいいえです。

理由は今回の分析結果が証明しました。

 

 

 

 

自分ができること、やりたいこと、

たくさん取り組むほうがしくないですか?

 

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僕が最近思うのが、

努力は没頭には勝てない

ということです。

 

没頭するとは熱中することです。

 

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熱中することというのは、

取り組むのが苦でないし、

時間もはやく過ぎるように感じます。

 

 

 

 

数学って解けるとマジで 楽しい です。

東大や京大の問題がスラスラ解ける状態は

天下を取った気分でした。

 

 

クラス学校1番取ってみたくありませんか?

 

 

 

 

次回の投稿では、

数学の楽しさについて

お伝えいたします。