数学ブログ by アツのり

人生を "デザイン" しよう

Whyを投げかける力とは??

f:id:Great_Teacher_nOri:20181225141335p:plain

こんにちは、ノリです!

 

前回のブログでは、

私が紹介する数学の思考法の本質が

 

"Whyを投げかける力"

 

だと紹介しました。

 

今回はその本質について詳細をお伝えします。

 

 

whyを投げかけるとは、

 

なんでこのように

 解くのか?

 

という疑問をもって

常に取り組むということです。

 

 

f:id:Great_Teacher_nOri:20181228183526j:plain

 

この考えを理解するために

例として以下の問題について考えてみましょう。

 

2x+3y-4z=11 ・・・ ➀

5x-2y+z =-3 ・・・ ②

ーx+2y+2z=5  ・・・ ③

 

このような3つの文字を含む

 

連立方程式の問題を解く場合、

 

皆さんはどのように解答するのでしょうか?

 

 

f:id:Great_Teacher_nOri:20181228183934p:plain

 

作業のように解いているAさんは、

 

先頭のxを消すために、

 

➀×5ー②×2をして、解いていきます。

 

 

 

f:id:Great_Teacher_nOri:20181228183952p:plain

 

少し考えているBさんは、

 

最初の掛け算の作業を省くために

 

掛け算をしなくても計算できる項に着目して

 

②+③をして、2yを消すでしょう。

 

 

f:id:Great_Teacher_nOri:20181228184112p:plain


 

 

さらに考えているCさんは、

 

文字を一気に計算できたら簡単だから、

 

2つ同時に消せるやり方を探して

 

➀+③×2をして、xとzを消して、

 

yを一気に求めます。

 

 

 

このような比較的に基本的な問題でも、

いろんな考え方、手順で解けるのです。

 

 

 

 

ここで私が言いたいことは、

 

一番速い手順を覚えなさい

 

ということではないです。

 

 

f:id:Great_Teacher_nOri:20181228184411j:plain

 

 

計算の意図を理解して、

解き進めてください

 

ということです。

 

 

 

 

上記の問題の例でいうと、

 

アンダーラインの意図の部分

 

意識しているかどうかです。

 

 

 

 

 

 

 

このようにして、

whyを常に投げかけて、意図を意識すると

最終的に二つの考え方に落ち着きます。

 

f:id:Great_Teacher_nOri:20181228184904j:plain

 

 

①もっと効率よく、

正確に解くには

どうしたらいいか?

 

=  スピードアップ

 正答率アップ

 

 

 

②他の考え方で

 解くことができないか?

 

多角的に捉えることができ、

 応用問題に強くなる

 

 

 

 

 

 

この2つの考え方というのは、

 

まさしく 

数学の本質(エッセンス)

をついていて、

 

二次試験の記述テスト

 

特に求められる能力です。

 

f:id:Great_Teacher_nOri:20181228185554j:plain

 

 

 

 

 

 

 

結局この二次試験で点数がとれれば、

 

あなたは

志望する学校に合格する

ことができます。

 

f:id:Great_Teacher_nOri:20181228185623j:plain

 

 

 

 

 

 

 

 

whyを投げかけると

 

もう一つメリットがあります。

 

 

f:id:Great_Teacher_nOri:20181228184904j:plain

それは、

 

定着しやすくなる

 

ということです。

 

 

すべての勉強するときのコツとして、

 

理由とセットで覚えて、

イメージする

 

と定着しやすいのです。

 

 

f:id:Great_Teacher_nOri:20181228190306j:plain

 

 

 

例えば、

 

英語の単語を覚える時、

 発音という音だったり、

 言葉の語源を理解すると

覚えやすいといわれています。

 

 

return という単語の ” re ” という接頭辞には

再び、戻る、何度も、後ろに 

という意味が込められています。

 

f:id:Great_Teacher_nOri:20181228190117j:plain

 

 

だから、reがつくような単語、

 

receive (受け取る)、recover(回復する)、rest(休む) 

という意味になるのです。

 

 

 

 

 

イメージができる

という状態が

 

解法を思い出せる

(アウトプットする)

条件になってきます。

 

f:id:Great_Teacher_nOri:20181228190901p:plain

 

 

 

 

 

 

ここまでの記事をまとめると

 

数学の思考力

 =whyを投げかける

 

whyを投げかけるとは、以下の2点を意識する

➀もっと効率よく、正確に

 解くにはどうしたらいいのか?

②他の解法で解くことは

 できないのか?

 

 

 

 

 

もし私の考え方に共感してくれたなら、

 

すぐ行動に移しましょう。

 

f:id:Great_Teacher_nOri:20181228191627j:plain

 

 

 

 

今日の数学の宿題を解くときからやってみてください。

 

次の数学の授業からやってみてください。

 

 

意図が分からなかったら、

先生や周りの頭のいい友達に相談しましょう。

 

 

f:id:Great_Teacher_nOri:20181228191827j:plain

 答えられる人、相談できる人がいなかったら、

私に頼ってください

 

 

 

 

 

 

人は新しい考え方や習慣が定着するまで、

 

3週間かかるといわれています。

 

3週間、だまされたと思って、

常に意識して解いてみてください

 

 

1年たったら、いつのまにか、

数学が得意教科になり、

あなたの武器になります。

 

 

あなたの人生が変わります。

 

 

 

 

ここまでの3つのブログでは、

私の数学の勉強法(テクニック)の核となる考え方を

紹介していきました。

 

 

 

次回からは、

メンタル面の考え方

について投稿していきます。

 

 

ここまで、ご覧いただきありがとうございました。