Whyを投げかける力とは??
こんにちは、ノリです!
前回のブログでは、
私が紹介する数学の思考法の本質が
"Whyを投げかける力"
だと紹介しました。
今回はその本質について詳細をお伝えします。
whyを投げかけるとは、
なんでこのように
解くのか?
という疑問をもって
常に取り組むということです。
この考えを理解するために
例として以下の問題について考えてみましょう。
2x+3y-4z=11 ・・・ ➀
5x-2y+z =-3 ・・・ ②
ーx+2y+2z=5 ・・・ ③
このような3つの文字を含む
連立方程式の問題を解く場合、
皆さんはどのように解答するのでしょうか?
作業のように解いているAさんは、
先頭のxを消すために、
➀×5ー②×2をして、解いていきます。
少し考えているBさんは、
最初の掛け算の作業を省くために
掛け算をしなくても計算できる項に着目して
②+③をして、2yを消すでしょう。
さらに考えているCさんは、
文字を一気に計算できたら簡単だから、
2つ同時に消せるやり方を探して
➀+③×2をして、xとzを消して、
yを一気に求めます。
このような比較的に基本的な問題でも、
いろんな考え方、手順で解けるのです。
ここで私が言いたいことは、
一番速い手順を覚えなさい
ということではないです。
計算の意図を理解して、
解き進めてください
ということです。
上記の問題の例でいうと、
アンダーラインの意図の部分を
意識しているかどうかです。
このようにして、
whyを常に投げかけて、意図を意識すると
最終的に二つの考え方に落ち着きます。
①もっと効率よく、
正確に解くには
どうしたらいいか?
= スピードアップ
正答率アップ
②他の考え方で
解くことができないか?
=多角的に捉えることができ、
応用問題に強くなる
この2つの考え方というのは、
まさしく
数学の本質(エッセンス)
をついていて、
二次試験の記述テストで
特に求められる能力です。
結局この二次試験で点数がとれれば、
あなたは
志望する学校に合格する
ことができます。
whyを投げかけると
もう一つメリットがあります。
それは、
定着しやすくなる
ということです。
すべての勉強するときのコツとして、
理由とセットで覚えて、
イメージする
と定着しやすいのです。
例えば、
英語の単語を覚える時、
発音という音だったり、
言葉の語源を理解すると
覚えやすいといわれています。
return という単語の ” re ” という接頭辞には
再び、戻る、何度も、後ろに
という意味が込められています。
だから、reがつくような単語、
receive (受け取る)、recover(回復する)、rest(休む)
という意味になるのです。
イメージができる
という状態が
解法を思い出せる
(アウトプットする)
条件になってきます。
ここまでの記事をまとめると
数学の思考力
=whyを投げかける
whyを投げかけるとは、以下の2点を意識する
➀もっと効率よく、正確に
解くにはどうしたらいいのか?
②他の解法で解くことは
できないのか?
もし私の考え方に共感してくれたなら、
すぐ行動に移しましょう。
今日の数学の宿題を解くときからやってみてください。
次の数学の授業からやってみてください。
意図が分からなかったら、
先生や周りの頭のいい友達に相談しましょう。
答えられる人、相談できる人がいなかったら、
私に頼ってください。
人は新しい考え方や習慣が定着するまで、
3週間かかるといわれています。
3週間、だまされたと思って、
常に意識して解いてみてください。
1年たったら、いつのまにか、
数学が得意教科になり、
あなたの武器になります。
あなたの人生が変わります。
ここまでの3つのブログでは、
私の数学の勉強法(テクニック)の核となる考え方を
紹介していきました。
次回からは、
メンタル面の考え方
について投稿していきます。
ここまで、ご覧いただきありがとうございました。